織を楽しみながら ~

oriorikazu.exblog.jp
ブログトップ

恋歌(朝井まかて著)を読んで

偶然手に取った一冊。
この作者の本は前に一冊読んでいた。
北斎の娘を書いたものだった。
今回は、江戸から明治を生きた中島歌子の生涯。
裕福な町家育ちをした歌子が、好きな人のもとに嫁いだことから悲劇が始まる。
相手は水戸藩士。
天狗党の人である。
水戸藩の勢力争いが酷い。
歌子は、何とか生きぬき、歌人として萩の舎を起こす。
門人に樋口一葉がいた。
この本は、もう一人の門弟三宅華圃が語る形式をとっている。

勿論フィクションであるが、水戸藩、天狗党の事をもっと知りたくなった。
故郷なのに何も知らなかった。
天狗党が決起した筑波山を仰いで育ったんだけど。
本の中で言われている
「水戸藩は藩内の勢力争いでたくさんの人が死んでいったので、明治維新で活躍する人材が残っていなかった」
「水戸藩は大日本史にお金を使い過ぎた」
「見栄を張って石高を実際より高く申告していたため内実は苦しかった」
この辺を書いてる本を探して読んでみたい。


by hinabaa | 2018-12-07 12:47 | Comments(0)